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『ダイの大冒険』が2020年秋に新作アニメ化決定!原作続編の布石か?

新作アニメと旧作のVOD配信が決定!

ジャンプ黄金期の人気漫画『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』 が復活!

来年2020年秋に新作アニメ化が決定したのである。

『ダイの大冒険』は連載当時もTBS系列でアニメ化はされていた。

しかし改編期に大幅な枠の改編があった煽りで打ち切りになってしまっていた。

原作ではバラン戦の部分である。

あんな中途半端なとこで終わってしまってはファンとしてはやるせない。

当然今度は最終話まで放送してくれるんだろう。

それに合わせて来年1月からはその打ち切りになったアニメ版の配信も始まる。

どの配信チャンネルから出るかはまだ不明だそうだがあと半月もない。

すぐにわかるだろう。

とにかくアニメ版でバラン戦の後が見れるのは嬉しい限りである。

黒の結晶の恐怖とかどうやって映像化するんだろうか?

幻の続編“魔界編”の実現可否は?

そして気になるのは原作の続編の話だ。

原作者の三条陸先生はインタビューで「魔界編」の続編話に触れている。

原作が続いたらその構想でスタートする予定だったそうだ。

しかし作画の稲田浩司先生の体力はもう限界で続編構想は消えていた。

続けば生還したダイが「新竜騎衆」を結成したそうで。

メンバーは元々竜騎衆のメンバーだったラーハルト(陸戦騎)

原作終盤は“戦力外”扱いを受けていたクロコダイン(新・海戦騎)

新キャラクター(新・空戦騎/多分お調子者キャラなんだろう)

こんなメンバーで魔界に乗りこんで闘う予定だったとか。

相手は復活した冥竜王ヴェルザーとのこと。

なぜポップがいないのか?

おそらく数年後の設定だからもうマァムと結婚して子供が生まれたばかりかと。

だからダイが同行を止めたとか?

でもそんなことでポップが納得するかな?

それともフィンガーフレアボムズやりすぎて寿命縮めてたから・・・もないか。

そんなこと考えたくもないし。

ヒュンケルもメンバーに入ってないってことはやはり体が回復しなかったか。

年齢的にもエイミと結婚してるかもしれないな。

ヒムはどうなったかわからない。

とにかく上記のメンバーということらしい。

レオナもパプニカ女王として国を離れるわけにはいかないんだろう。

“ヤムチャ化”したクロコダインの抜擢

続編の構想で誰もが思ったのが「え?クロコダイン?」という点だろう。

原作終盤では作中キャラのインフレに取り残され戦力外扱いされた。

チウと同等レベルの酷すぎる扱いを受けて可哀想にもほどがある。

そんなクロコダインの“名誉挽回”が描かれる予定だったわけだ。

あれほど取り残されたクロコダインがどうパワーアップしたのか?

まさか風貌が前・海戦騎のボラホーンっぽいからってだけで決めたのか?

さすがにそれはないだろうがクロコダインの末期は本当に憐れだった。

まさにドラゴンボールの「ヤムチャ状態」だ。

初期は強敵だったけど仲間になるとどんどん弱体化するタイプのことだ。

他のマンガでもいるだろう。

『キン肉マン』のウォーズマン(近年はファンの苦情で強くしてるらしい)

『聖闘士星矢』のアルデバラン

『るろうに剣心』の四乃森蒼紫

挙げてたらキリがないほどこの手のタイプはいる。

「話の都合上」と言ってしまえばそれまでだが。

とにかくあのクロコダインがどう強くなったのか見てみたかった。

続編の可能性

現実的に考えれば続編は難しいだろう。

しかしこのアニメ化でまた人気が再燃すれば可能性はゼロではない。

『 SLAM DUNK(スラムダンク)』級に続編が期待されている作品だ。

漫画家だったらそれだけ期待されたら描いてみようかと思うものだろうか?

ただこの作品は原作者と作画が分かれている。

1人が納得すればできるもんでもない。

実現のハードルの高さは1人で描いている作品の2倍。

2人が納得しなきゃ実現は不可能。

集英社的には「原作再開」は大歓迎だろうけど(笑)

2019年12月23日(月)|DRAGON QUEST -ダイの大冒険-

ドラゴンボールの天の配剤

この「ドラゴンボール」という壮大なストーリーは理想のボーインフレンドを求めてドラゴンボール探しの旅に出たブルマの好奇心から全てが始まったと言って良い。


逆に言えばブルマがいなければこのストーリーの全てのキャラクターの出会いはなかったわけで、ブルマは姉のタイツもそうだがカプセルコーポレーションファミリーの行動は結果的に世界や宇宙を救う事に繋がっている。


ブルマやタイツ、ブリーフ博士の作中での貢献度は下手な戦士より絶大なものである。


仲間になってもほとんど役に立たなかったヤムチャやチャオズとは大違いだ。


そんな形で姉のタイツとは違って「恋愛体質」の塊であるブルマのドラゴンボール探しの旅は始まったわけであるが、その時のドラゴンボールの配置があまりにも「できすぎ」なのである。


7つのうちの1つは亀仙人(武天老師)、1つは孫悟飯(じいちゃん)、1つは牛魔王と「武天老師ファミリー」3人がことごとく手にしているのである。


広い世界でランダムに飛ばされるはずのドラゴンボールがこの3人の元に渡ったのは果たして偶然なのか?


偶然にしてはあまりにもできすぎている配置である。

これは後に次々と地球の危機が発生する事を予見していた神か、

あるいは神龍自身の意思だったのではないかと考えたくもなる。

地球を守る戦士の育成を期した配置として、

武天老師・悟飯じいちゃん・牛魔王の3人の元にドラゴンボールを配置した

まさに「天の配剤」だったのではないだろうか?

それを意図した者は先代の地球の神なのか、

それとも神龍自身なのかはわからない。


しかしその者は武天老師が海底に潜ることも、

ブルマが恋人探しの旅に出ることも、

チチが異常に思い込み激しい性格であるために

パンパンされただけで悟空と結婚を決意することも全て予見していたんだろう。


そもそもブルマの前にドラゴンボールを7つ集めた人物は存在したのか?

それはもう「神話」レベルの話でしかいないわけだ。

冷静に考えればあんなもんレーダーがなければ、

占いババに以外に探しようがない。


レーダーを作成できるブルマやピラフ以前には、

ドラゴンボールを7つ揃えるなど実質不可能と考えられる。

過去に7つ揃えた者がいるという伝説も作中で語られているが、

それも「都市伝説」レベルのものだろう。


占いババ宮殿の5人の戦士との闘いを

7回繰り返して勝ち残れる猛者がいたのであれば不可能ではないだろうが。


あるいは金か?
だがあの占いも大体の場所しか教えてくれないから

具体的にどこの地なのかわかる保証もない。


つまりブルマ(厳密にはピラフ大王)が

地球で初めてドラゴンボールを7つ揃えた人物である可能性が高い!


レッドリボン軍もそこそこいい線行ってるレーダーは作れていたけれどね。

まして無印時代のドラゴンボールは冒険活劇の要素も入れる必要性があった。

ドラゴンボールは極めて獲得が困難な場所にばかり落ちていた。


常人ではとても手にできないような場所だ。

仮に正確なレーダーがあっても身体面も「超人」でなければ集められない。

どんな願いもかなえてくれるわけだからその分集めるのも大変なのも当然か。

だって誰だって叶えたい「今の記憶を持ったまま過去の自分に戻りたい」

とかも叶えてくれるわけだべ?

そんなことが実現できるならとんでもない成功人生が確約されたようなもんだ。


「どんな夢でも叶えるというよ」なドラゴンボールの力は本当にすごい。

7つ揃えることが大変(実質不可能)なのもムリはない。


おそらくこの世のあらゆる欲望や願望のほぼ全てを実現できるんだろうから

背を高くするとか若返りたいとか不老不死などの願いは実現できて当然。


それだって現実では実現がほぼ不可能なレベルなのに。


でも上記3つはその「不可能」という言葉が否定されつつある現状なんだよね。

特に「若返り」に関してはかなり実用化レベルまで研究がもう進んでいるし。


現実世界の科学力も「ドラゴンボール世界」には及ばないものの

結構な水準に達しつつある。

質量保存の法則問題を解決できない限りホイポイカプセルはムリ。

タイムマシーンも同じくらい難しい。

でもエアカー(スカイカー)は10年以内には実用化されるかもしれない。

少なくともホイポイカプセルとタイムマシーンよりは全然実現可能だ。

ここまでくれば半重力分野の技術力の問題だし。

そのタイムマシーン。
ドラゴンボール世界ではトランクスがやってきた別次元の未来でブルマが

そしてペンギン村では則巻千兵衛が完成させている。


だからわざわざ神龍に願うほどの話でもないかもしれない。

でもタイムマシーン以上に困難な願いもある。
それが「今の記憶を持ったまま過去の自分に戻りたい」という願い。


これはタイムマシーン以上にさらに実現困難...

と、言うよりどんなに科学技術・医学技術が進歩しても不可能な願いだろう。


そんなものさえも実現させられるであろうドラゴンボール。
7つ集めること自体がタイムマシーン開発並に難しいことなんだろう(笑)


それ以前にそんなものの存在すらほとんどの人間が知り得ることもないだろう。
武天老師ですら知らなかったくらいなんだから。

それはともかく結果的に世界を救う事に繋がる配置だったドラゴンボール。
やはりこれは偶然ではなく「何らかの意思」の結果であると思いたい 。

「後付け」とか言ったらそれまでよ(笑)

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